「してはいけないこと」と「したくないこと」

「してはいけないこと」と「したくないこと」
「してはいけないこと」と「したくないこと」

【書籍紹介】

池田 晶子著,『あたりまえなことばかり』,トランスビュー,2003年

 

池田晶子さん。
女性哲学家。

 

 

ふと、原点に戻りたいと思った時や、考えるということはどういうことか迷う時は、
必ず、池田晶子さんの本を読み返すことをおすすめする。

 

初めて池田晶子さんの思考と言葉に触れた時の感動は、忘れられないものになるだろう。

 

なんて、ほんとのことなんだろう。
心理学ではなく、哲学を学びたい。
いや、学ぶのではなく、いつもどんな時も自分で物事を考えたい。

そして、いかに自分が知らないとかということを知る必要がある。

そう思える本だ。

 

「道徳」と「倫理」
似ているようだが、根本的に違うのではないだろうか。

 

道徳してはいけないことやすべきことを教えてくれる。
そのことから、これは悪いことだからしてはいけないと考える。
これはいいことだからしたほうがいいと考える。
それで、まちがってはいない。

 

倫理
自分で自分の根本的なこころに聴き、自分の外から教えられた価値観からではなく、自分自身するべきではないと思ったことはしたくない。
同じように自分の心の真ん中に聴き、自分がしたい、すべきだと思ったことはする。
本当の意味の理性。

 

ほんとうは道徳という教えが無くても、誰もが知っているはずだ。
知っているというか、自分でとことん考えれば、そのことがどういうことかわかるはずだ。自分でわかるところまで、考えないといけない。

 

大切なのは、自分がどう思い、何を考えるか

 

今、現代は、思考停止の時代と言われている。
あまりにも膨大な情報が溢れ、自分で考えなくても、
そこに考えが溢れ、それに触れることで、まるで自分が考えたように錯覚してしまう。
静かに物事を考える時間が持てないように、ずっとスマホやテレビやネットの環境にさらされている。よほど自覚しなければ。

 

そんな時代だからこそ、常に自分で考えることが大切だ。
自分はどう思うか。
自分の心の声はどうか。
自分にとって、恥ずかしくないか。

 

子どもに対して、どうなってほしいか自分の考えを押し付けたり、自分の希望をかなえてほしいと思うのは間違っているし、土台無理なことなのだが、

 

~自分の考えを持ってほしい。自分でとことん考える人間になってほしい~

 

母親のあなたは、池田晶子さんの本を読んだ後は、そう思うだろう。

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